最近はやりの水耕栽培。
改めてメリット・デメリットをまとめてみました!
水耕栽培はメリットばかり認知されがちですがデメリットももちろんあるので紹介します。
水耕栽培とは?
水耕栽培とは、土を使わずに水を入れた容器の中で植物を栽培する方法です。栽培する植物を固定するためにビー玉やカラーサンドなどを使用することもあり、見た目にもおしゃれな植物の栽培方法なんですよ。まずはこの水耕栽培のメリットからご紹介しましょう。
<水耕栽培のメリット>
分かりやすいようにざっくりメリットを記載した後、少しピックアップしたいと思います!
・土を使わない栽培のため、土壌に関する病害発生リスクがほぼない
・土壌環境が関係ない!どこでも栽培可能
・肥料濃度などを自動制御できるため、管理が楽(システム化すると)
・成長のスピードが速く、質も安定する
・広い畑がなくても栽培可能
・植え付け密度が高いので収穫量が多い
・栽培・収穫のスケジュールが土壌より立てやすい
・連作障害がない
・未経験者でも取り組みやすい
ざっくりみても水耕栽培は、今までの栽培方法と違うのが分かりますね。
「閉鎖空間での栽培=病原菌や害虫の心配が少ない」
というメリットを忘れていました。
こちらは下記でもう少し詳しく紹介します。
室内&小さいスペースでOK
水耕栽培のメリットの1つはスペースを取らないことでしょう!
小さな容器での栽培から始めることが可能で、庭のないマンションなどでも栽培可能で、ベランダなどの広い屋外スペースも必要としない。
移動式の棚等において日当たりを調整するのも面白いですよ!
手入れが簡単
何といっても手入れが簡単!
水を入れた容器を使って植物を栽培する水耕栽培は、手入れに時間がかからないのが始めやすくおすすめです。
虫が発生しづらい
水耕栽培を使った植物の室内栽培は、屋外で植物を育てるよりも虫がつくという被害がかなり減ります。
なくなるわけではありません・・。
土を使わないので、土の中に入っていた虫が室内に運ばれるということは100%ありませんし、植物の栽培では逃げることができない「虫」!
水耕栽培ならその心配が少ないのも女性に人気の所以かもしれませんね。
農薬を使わない野菜栽培も可能
水耕栽培では虫がつきづらい!=虫よけの薬剤などを使う必要がない。
このメリットを活用すると自宅で農薬を使わない野菜の栽培が可能です。
例えばハーブや小松菜、ほうれん草、イチゴ!?等々野菜も果物も諸々育てることができるのも水耕栽培の魅力です。
<水耕栽培のデメリット>
メリットがあればデメリットもある!
・停電や断水などが起きた時に、栽培できない・枯れてしまうリスクがある
・培養液のコントロール技術が多少必要(本腰いれるなら)
・初期投資に費用がかかる(本腰いれるなら)
・良質な水を大量に必要とする=水道代かかるかも?
・電気が必要のため電気代も考えて!
・培養液を介した病気の発生、白カビ問題は常に注意が必要
AIなどを使うスマート農業として世に広まりつつある水耕栽培ですが、システムは特定の障害に弱い側面があります。
天災でシステムが止まったら?システムは?などその辺りは大きな栽培向上などは課題としてあるかもしれませんね。
まとめ
振り返ってみましたが、水耕栽培だからといって全てが簡単かつ安全というわけでは無いようですね。
植物を育てる以上デメリットも踏まえて対応した上で、自分にあった形で植物の育成を楽しんでいきましょうね。