
こんな悩みに答えたいいきたいと思います。
●水耕栽培(植物)ライトの今回の記事内容
・基礎知識
・効果と使用方法
・選び方のポイント
・植物育成用ライトの疑問
・おすすめのライト
●記事をモシャモシャ書いてる当人
日本溶液栽培研究会の会員
大学の頃から京都で華道に出会い、
現在植物関連の仕事についています。
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植物に育成ライトって本当に必要なのか?どんなライトを初心者は選べばいいのか?など、水耕栽培や植物を育てるようになってくるとライトの存在がチラチラしてるんじゃないでしょうか?
植物を育てるためには「太陽光」が必要不可欠なのはだれでも知っています。
外で育てる場合は自然に太陽光があたるのでそこまで気にしなくても問題ありません。
しかし、室内で育てる場合には、置く場所によって太陽の代わりになる光が足りない場合があります。
水耕栽培の始め方はこちらもみてください。
水耕栽培の始め方、準備や初心者向けの植物などを分かりやすく紹介
本記事は、育成ライトの効果や育成する方法・コツなどについて解説していきます。
読むのが面倒な方は植物育成用ライトの選び方やポイントをまとめにまとめています。
水耕栽培(植物)ライトの基礎知識
まずは、何をするにしても基礎知識から!植物育成用ライトの基礎知識をチェック!
植物育成用ライトは太陽光の代わりになるもの
水耕栽培(植物)育成用ライトは、太陽の代わりになるもの。
植物成長に必要なものは、「太陽光」です。
太陽光を浴びて光合成を促し成長していくので、水耕栽培は室内で育てるのがメインのため太陽光を浴びることができない植物に対し、代わりとなる照明を当てることで太陽光の不足を補わなければなりません。
そこで役立つのが、育成用ライトなんですね。
植物によって必要な光の量や強さが異なります。
また、ライトにもそれぞれ光の強さもあるので、注意が必要です。
爬虫類を育てるのに使うライトを使う人もいたりしますし、結構奥が深いので面白かったりもします。
異なるライトを当ててどう成長が変わるのか?・・・どうですか?ワクワクしません?
メインはLED・蛍光灯・開花&成長期用
ライトの主な種類は、LED・蛍光灯・開花&成長期用の4種類。
それぞれの特徴を簡単に紹介!
やっぱりこれ!LEDライト
ライトの中でも注目されているのが、LEDライト。
やっぱり燃費的な面や長持ちな点からもおすすめですね。
また、LEDライトは太陽光と同じエネルギーを実現可能だったりします。
薄暗い環境の中で植物が十分に育つために必要な照度は、、最低1000~1500lx必要と言われています。
LEDライトであれば十分に補うことができ、電気代も抑えられるため、植物育成用ライトを購入予定の方はLEDがおすすめです。
※照度:光に照らされた面の、明るさの度合。ルクスを単位として表す。
蛍光灯はちょっと弱い
蛍光灯でも植物を育てることはできます。
ただ、照度が足りないんですよね。
室内の照明として使われることが多い蛍光灯は、LEDライトやハロゲンライトよりも照度が弱かったりします!
水耕栽培の場合、蛍光灯以外のライトを使用したほうがいいでしょう。
開花用と成長期用
開花用と成長期用もご紹介。
開花用ランプは高圧ナトリウムランプ、成長期用はメタルハライドランプを使うのが一般的で、この2つは光が強く、反射板を利用すれば広範囲に照射できるのでおすすめです。
野菜や花などオールマイティーに育てられる反面、反射板や安定器が必要・消費電力が高い・植物に近づけすぎると焼けてしまうなどのデメリットもあります。
水耕栽培(植物)育成用ライト効果と使用方法
続いてはライトの効果、使用方法を紹介します。
室内で育てる水耕栽培には必要!
ベランダや庭で育てる場合は太陽光にあてることができますが、太陽光があたらない室内で育てる場合は植物育成ライトが必要不可欠になります。
特に、室内で育てる水耕栽培は、植物育成ライトが大活躍します。
最近は水耕栽培キットにライトもついているのがあるのでおすすめです。
下記で色々見てみてください。
薄暗い室内で植物を育てることが可能
植物育成用ライトの大きなメリットの1つに薄暗い室内でも十分に育てることができる点。
室内で育てる場合、太陽光にあてる時間がどうしても少なくなって光不足で植物が病気になってしまいます。
ベランダや庭がなく室内で育てる方は特に、ライトを検討してみてください。
成長スピードが増加する
植物専用に作られたライトを使用することで、成長スピードはグッと速まります。
太陽光をふんだんにあてることで、丈夫かつ立派に成長します。
野菜を育てる場合、通常よりも早く収穫できたり、季節関係なく安定した収穫ができるのも大きなメリット。
植物がうまく成長しない……と悩んでいる方は、この機会にライトを活用してみてください。
平均12時間以上でたっぷり照射!
照射時間の目安は、平均12時間以上!
照射する時間が短いと成長スピードが遅くなり、植物が小さく育つので注意が必要です!
また、ライトの色が薄くなると太陽光が足りずに成長が鈍化するので時間を変えながら色々試してみてください。
ライトのベスト設置場所は?
植物の上・斜めから照射するのが一般的です。
容器の上に設置するタイプや、卓上タイプなど種類は色々あるので室内で育てる場所で検討してください。
注意しておきたいのは、ライトを設置する距離と角度によって光量が影響されるという点。
ライトの種類によって広がり方は異なります。
近すぎてもダメですし、足りなければ追加も検討するべきです。
水耕栽培(植物)育成用ライトのベストな選び方
それでは、植物育成用ライトの選び方を解説します。
通常ライトでは光量が足りず
前述したように、通常のライトでは光量が足りません。
植物が順調に育たなくなってしまったり、逆に光量が強すぎて、葉が焼けてしまうケースもあります。
通常のライトは植物育成ライトよりも扱いにくい傾向があるため、初心者はおすすめしません。
また、従来の照明やライトはかなり電気代が高くなってしまうので安易に安いからと中古商品に手を出すのもおすすめしません。
店員さんなどに実際におすすめを聞きに行って、それを中古で購入等してみましょう。
また、白熱電球やハロゲンライトは熱がたまりやすいですし、消費電力が無駄に使わうのでなるべくLEDで探すのがいいでしょう。
簡単!初心者のランプの選び方は3つだけ
とりあえず下記の3つのポイントに注目すれば購入後後悔は少ないはず!
まず光を当てる植物に適したライトか考える
まず、どの植物を光を当てたいのか明確に!
植物の種類によって、ライトの光量や角度などが異なりますし、育てたい植物に合わせたライトを選ぶことが、成長に一番大切です。
室内で葉野菜やミント等のハーブ類を育てる方は取り付け場所が自由に決められるバー型水槽用LEDライトも検討してみてください。
形状から選んでみよう
大きく分けると、ライトには「バー型」と「円盤型」の2種類があります。
照射したい面積や設置場所によって形状を選ぶのがポイントで、バー型はさまざまな方向から照射できるのが特徴で、プランターなど横に長く栽培する際におすすめ。
集中してライトを照射させたい植物があるのであれば円盤型も検討してみてください。
光の色を気にしてみよう
ライトは、赤色・青色のほかに白色・黄色などの光がでるものもあります。
光の色によって当てる時期等異なってきますが、やっぱりスタンダードな色の赤と青が一番です。
費用対効果〇!LEDライトがおすすめ
ライトの電気代が気になる方は、LEDライトがおすすめです。
LEDライトは蛍光灯や白熱灯よりも消費電力が小さいため電気代がかかりません。
例をお伝えするとLEDライト(15W)を1日中つけたままにした場合、約3~4円の電気代。
消費電力15Wは、通常の蛍光灯40~50Wに相当する明るさなのでLEDの凄さがわかりますね。
30日つけ続けても100円以内なのでやっぱりLED!
水耕栽培(植物)ライトに関しての疑問
Q.ライトの赤色と青色の光の効果は?
A.赤色は光合成を促す効果、青色は葉や実を大きく形成する効果です。成長過程の際は赤色の光を強く、実がある植物は青色の光を強く調節するのがポイント!
Q.毎日12時間照射すると電気代がかかりそう
A.蛍光灯や白熱電球は消費電力が大きめなので、毎日12時間照射すると電気代が高くなりますが、LEDライトを使用すれば、電気代を抑えることができます。
また、最近はタイマー機能がついているライトがあるので、それらを活用すればさらに抑えられます。
Q.ライト使用の際の注意点は?
A.光があたる部分にムラが出ないようにすることです。
Q.植物育成用ライトはどこで買えるのか?
A.園芸店やホームセンターで購入できますが、数や種類が少ない傾向があります。ネットであれば色々見れますし安価で購入も可能です。ただ、種類が多いので迷ってしまうと思います。そこで下記に何点か紹介するので参考にしてください。
おすすめライトを紹介
LEDライトのおすすめライトを紹介します。
SMARUP 1500W フルスペクトル
価格:15,900円(税込)
発光量が多くハイパワーな、SMDLEDチップを利用したライト。
植物が必要としている赤・青・白・UV・IRの光を照射するフルスペクトルモデル。
発光効率が良いので消費電力も小さく、寿命50000時間の耐久性を誇っています。
LED PlantLight 110cm
価格:13,960円(税込)
植物がもっとも好む波長の光を人工的に作り出し、活発な光合成を促すことができるスタンドタイプのLEDライト。
スタイリッシュなデザインなのでお部屋のインテリアにもマッチしますし、光の色も白なので室内の照明の雰囲気を壊しません。
水草育成led照明
価格:8,599円(税込)
最大6000ルーメンの明るさで水槽内を鮮やかに照らし、水草の光合成を促進します。
LED PlantLight クリップタイプ
価格:7,980円(税込)
クリップを挟む場所さえあればどんなところでも設置できるので、植物の背丈を気にしなくてよいのは嬉しいですね。食用の野菜だけでなく多肉植物やコケ類、水槽の水草などにも効果的です。
まとめ
植物育成用ライトは太陽光の代わりになるため、暗い室内でも植物を育てることができます。
ぜひ検討してみてください。
今回のまとめは
〇LEDライトを検討しよう
〇ライトは育てる植物で決めよう
〇水耕栽培ならとりあえず電気代が安いライトを買ってみよう