水耕栽培をしてる中で養液ボックスに藻が発生することはありますよね。
特に根っこが見たいと言うのが条件の1つにありますのでガラス水槽にて植物を育てています。
するとライトが当たり、藻が大量に発生してしまうんですね。
予防も大切ですが今回は対処する方向で考えてみましたよ。
【水耕栽培の藻対策】に水生動物を導入してみたよ
導入した生物
▼イシマキガイ
特徴
飼育が容易でまた安価である。
繁殖は出来ないらしい、またひっくり返して置いておくとそのまま元に戻れず星になることもある。
私の要望
・壁面と底面と藻の掃除
・塩ビパイプの藻の掃除
▼姫タニシ
特徴
苔もよく食べるし濾過摂食と言う方法で水質浄化能力がある。
卵胎生なので卵がガラス面などにうまれることもなく、また爆発的に増えることもない。
何よりコンパクトなサイズで根っこの観察の邪魔にならない。
私の要望
・壁面と底面と藻の掃除
・塩ビパイプの藻の掃除
▼ミナミヌマエビ
特徴
繁殖も可能。
ヤマトヌマエビと比べると苔を食べる量は心もとない。
サイズが2〜3センチと小柄で根っこの観察の邪魔にならない。
私の要望
・根っこ部分に付着した藻の掃除
・水カビの予防
観察
▼イシマキガイ
※タイムラプスです。
▼姫タニシ
▼ミナミヌマエビ
レッドファイアシュリンプが目立ってますね。。
結果
イシマキガイ
壁面の苔は撮ってくれるが、
底面やパイプには移動してくれなかった。
姫タニシ
壁面底面なんでもござれ!グリーンウォーターも透明にします。
ただし、根にもひっつくので、
植物にとってストレスになっているのではなかろうかと言う懸念が決して拭えない。
ミナミヌマエビ
環境に慣れるまで苔をツマツマしてくれる事はなかったが、
慣れてしまえば自分の体より細い根っこに器用につかみ苔を食べている。
ただし、水平に近い根っこを優先して苔取りをするので
垂直に降りている根っこに関しての苔処理が後回しになっている。
まとめ
水生生物の力は偉大ですね!
1週間もすればあらかた掃除ができておりました。
ただ生き物を入れているので植物用のみに適した液肥を入れる事は難しくなりました。
意図せずアクアポニックスのような形になりましたが、
せっかくなので共存できる環境で水耕栽培を楽しむことにします!